・アラバマ州でトップの学力
マディソン学区は、小学校、中学校、高校のすべてが、アラバマ州でトップの学力を誇る地域です。マディソンには、小学校は5校以上、中学校はディスカバリーとリバティ、ジャーニーの3校、高校はボブジョーンズとジェイムスクレメンスの2校があります。それらの学校は、いずれも学力が高く評価されていて、全米学校ランキングNiche(ニッチェ)で、2024年現在、マディソンにあるすべての小学校がベスト10以内に入っています。中学校、高校も同様の結果を出しています。また、海外から引っ越して来た生徒も多く、各学校には、ESLの授業が毎日あります。
・マディソン学区地図と住所検索
こちらのページで住所から学区検索が可能です。
・転校手続き
アメリカ国内での転校なら、手続きはすべてオンラインで可能。必要な書類の提出と予防接種のチェックくらいでOK。日本からの転校の場合、英文に訳した成績証明書の提出が必要な場合が多いので、あらかじめ準備しておくと良いでしょう。また、事前に日本の病院が海外渡航用に必要な予防接種のリストを渡してくれるので、そのリストに沿って行えば大丈夫です。学校への提出資料が十分ではない場合は、学校から連絡が来るので、それに対応して不足書類を提出して行く、その繰り返しで揃えていけば、迷うことはありません。重要なことは、住所がなければ学校に申し込みができないので、父兄の働いている会社、家の賃貸証明書などで住所証明を提出することです。これらのやり取りが、担当の先生とのeメールで進んで行き、書類が揃っていれば渡航して1日〜数日内で通うことができます。
・退学させられるのも簡単?
転校手続きも簡単ですが、一方で、簡単に退学させられてしまうので要注意です。たいていの学校は1週間の無断欠勤をすると退学になります。ドクターズノート(診断書のようなもの)は、数日しか有効ではありません。風邪が悪化したり日本へ里帰りのために長期間のお休みが必要になった場合、校長先生に直接お願いすることになります。そして校長先生から特例のOKを受け取ります。そのやりとりをせずに、うっかり退学になってしまい、その後、慌てて処理をして、最悪を免れたという生徒も実際に何人かいますので要注意です。
・転校後の環境
転校して来た新しい生徒には、アシスタントのような優秀な生徒があてがわれます。その生徒は、リーダーシップ講習会などを受けているような優秀な生徒なので、転校当初に英語がまったく話せなくても、安心して少しずつ環境に慣れていくことができます。ここでも南部独特のサウザンホスピタリティを体験できるでしょう。
・学校の部活
7 ,8年生(ミドルスクール)から部活に入ることができます。部活は楽しむということがベースにありますが、たいていの部活には入部前の試験があります。サッカー、陸上、チアダンスなど、部活に入りたい場合、どの部活も入部試験のレベルが高く、その種目のジムナスティックに通い、ある程度の実力をつけてから試験を受ける必要があるようです。例えばチアダンスに入部するには、バク転や180度開脚が必須とか。また足の速い生徒などは、体育の先生から入部の誘いの声をかけられることもあります。いろいろなことにチャレンジしていく環境の中で、自分を見つけていくことができます。
・日本の私塾
マディソンには日本の私塾はないので、オンラインシステムを利用して日本にある私塾の通信教育を受けている人も少なくありません。