今回は公認会計士の田中力さんのご紹介をインタビュー形式でお伝えします。
そもそも、どうしてオハイオにいらっしゃることになり、どんなことをしようと思ってご開業されたんですか?
米国のオハイオ州及び近隣の州は、トヨタ・ホンダをはじめ多くの日系企業が進出しており、そのための会計・税務のサポートとして米国大手会計事務所に就職しました。今は日米両方の公認会計士資格を保有していますが、もともと日本の公認会計士の受験のときから開業の気持ちもあり、米国の監査・税務の実務経験を積んだあと、開業をいたしました。
法人、個人に対し、それぞれどんなサービスをされていますか?
一言で申しますと、日本人・日系企業の米国での広範囲のビジネスのサポートを行っております。法人であろうと、個人であろうと、米国での活動等で会計・税務の問題は避けて通れません。また、米国のビジネス環境に適用するコンサルティングにも及んでおります。
法人では、企業会計のサポート、法人税等の税務戦略の立案と申告がメインです。個人では、給与関係のサポートと米国個人所得税にかかわる節税・コンプライアンスと申告をお手伝いしています。
田中さんに頼むと、大手会計事務所に頼むのとどういう違いがありますか?
そもそも大手会計事務所にいらした田中さんだから、その違いを教えて頂きたいです。
つまり大手会計事務所にいた田中さん、ご開業後の田中さんにお仕事を頼むとすると、どう違いますか?
大手会計事務所で長年勤務して経験を積むことができましたので、開業することが出来ました。基本的に開業前も開業後も同じサービスを提供していると思います。ただ、開業後は、もっとお客様の目線に立ったお手伝いが出来る状況になったと思っています。
大手会計事務所は、専門領域が分化しており、監査も、業種・形態に部門がわかれ、税務も連邦税、州税等と多岐に分かれております。連邦法人税・所得税に籍を置きながら、日系企業の直面する事象を経験したことで開業をしてからは、お客様にとってのワンストップショップとして、サービスを提供しております。
つまり大手会計事務所に監査や税務を頼むと、自分が担当者と思っている人が全体の領域の知識を網羅しておらず視野の広いコンサルが受け難い。この分野においては、こっちに聞いてください。その分野は〜が専門ですとなってしまう。でも、田中さんにお願いするとクライアント企業の立場から必要な税務や会計全般を見通してくれ、創業時からビジネスサポートをしてくださるということですね。また、法人に限らず米国での税務申告その他広くサポートしてくださるということで、心強いですね。
実際に田中さんにご連絡を取りたい方は、メールにて[email protected]までご連絡頂ければいいようです。
田中 力 公認会計士(日本・米国)
Chikara Tanaka, CPA ( US, Japan )
Phone (614) 738-8058
Fax (614) 467-2201
Tanaka & Company ( Dublin Office )
545 Metro Place South, Suite 100, Dublin, OH 43017