[プロセス1]仲介士との面談 Consultation

売り手、買い手それぞれの利益は必ずしも一致するものではありません。買い手の利益を代弁してくれる仲介士を雇いましょう。仲介士にあなたの希望を伝え、常日頃疑問に思っている不動産に関する質問内容をこの機会に聞いてみましょう。
物件の購入前には仲介士とは仲介契約(Buyer Agency Agreement)を結びます。

お家の購入には、候補物件抽出/内覧から始まり、購入希望物件へオファーを提出、売り手、買い手双方の基本条件交渉、合意を得て契約に至ります。その後も家の検査、その結果の理解、売り手への修理の依頼と交渉、銀行から送られる査定、査定に応じて最終購入金額の再交渉、ローン最終審査と同時に送られてくる最終計算書の理解、クロージング、お家の引渡しと様々なステップがあなたを待っています。それぞれのステップにも時効が存在します。あなたの最大の個人資産になるお家の購入、きちんと信頼の置ける経験豊かな仲介士の選択がストレスの少ないお家購入の為の大切なステップとなります。

– 購入前に売却すべきお家はありますか? 賃貸の場合、賃貸契約はいつ終了するのでしょうか? また契約終了前に買いたいお家が見つかった時に途中解約は可能ですか?

– 購入を希望される物件は、中古物件でしょうか、それとも新築物件も対象でしょうか?

– ご希望地域を伝えましょう。お子様がいらっしゃる、ご予定がある場合学区も大切になりますね。ご希望の学区もきちんと伝えましょう。

– どんなスタイルの住宅をお求めですか? 庭や建物自体の手入れの必要のないコンドミニアム、一軒家?
寝室、お風呂やトイレの数、ガレージに入る車の台数、どんなレイアウトをお好みでしょうか?

– 敷地の広さ、お庭にフェンスがあるなど、特にこだわりがある部分も伝えましょう。

– 希望の価格帯ももちろん大切ですね。

ひと通りあなたのご希望を伝えたところで仲介士がMLS(Multiple Listing Serviceという所属の仲介資格者がアクセスできる物件データベース)にて物件抽出をして、あなたのEメールアドレスに希望内容の物件検索結果を届けてくれます。物件が契約に入ると検索リストより外れ、新着の物件が出ると即時にお知らせが届きます。zillow.comその他の一般の不動産検索エンジンでは、契約に入った物件もクロージングを迎えるまで売り物件として出て来てしまいます。これが仲介士から送られくるMLS検索結果との違いになります。