【売物件リース転換仲介】峰田さんの場合…

峰田さん(仮名41)から仲介のお問い合わせを頂いたのは、2012年5月23日。

ミシガン州からのご転勤。連絡を頂いたときは単身、オハイオでホテル生活中でした。キンダーと小学3年生、もう少しで2歳になる3人のお子さん達と奥様は、学年が終わった7月末に移動を予定とのこと。ミシガンのアパートの解約のタイミングもあり、入居時期を上手く合わせたいとのことでした。

希望に近い賃貸物件を抽出。当初の予算内で出て来る物件は、オレンタンジー学区ばかり。あまりいい物件がなく、またUS23号線の交通渋滞を避けるため、少し予算を引き上げてそれ以外の学区の物件を改めて探しました。その後も「これは?」と思われる物件は、借手がすぐに決まって行きます。ミシガンのアパートの違約金やら、ダブルの家賃が発生しないようにしようと思うと、入居のタイミングは8月1日が理想。でも時はまだ5月末。いい物件は次から次へと借手が決まって行くなかで、大家さんが2ヶ月も入居を待ってくれるか怪しいところ…ここで売物件を投資家に買い上げてもらいリース転換する方法をご提案しました。

ここからはとんとん拍子。峰田さんが希望するダブリン学区、それも小学校まで徒歩通学が可能な場所に、希望通りの4ベッド、2.5バス、2台ガレージの一軒家が売りに出たばかりでした。

早速、峰田さんを物件にご案内。ミシガンの奥様にも物件の写真で確認してもらい、リース契約を決めました。投資家(大家さん候補)もすぐに決まり、両者をお引き合わせしたところまでは予定通り。で、ここでアクシデント!投資家の人が1年のリース契約にNG。色々とやりとりを10日位してみましたが、話し合いが付かず、別の大家さん候補を探すことになりました。

約1週間後に決定した別の大家候補の方から物件にオファーを出したのが7月6日。正式に契約に入ったのが7月12日。売買物件は、契約の後にインスペクション(家の検査)が入り、修理を売手と買手の間で交渉し、その後に銀行からアプレーザル(家の査定)が入り…このプロセスに通常最低30日は掛かります。当初の8月1日の入居希望は、絶対に無理。ということでアパートの方の契約を2週間延ばし、全て2週間遅れで色々なことを進めて行きました。その後、だめ押しに大家さん候補のクロージングが銀行の手続きの為に遅れ、結局1週間程ホテルに入ることに…余計に掛かった引っ越し代金とホテル費用は大家さんが見てくれ、なんとか入居したのが8月下旬のことでした。

ほっ。
のはずが…まだ続きがありました(汗 お湯が出ないのです。

「あのガスや電気の会社には前もって電話しておいてもらいましたよね…」「それが、色々ばたばたしていたもので…まだ掛けてないんです。」

あちゃーっ。ガスや電気は「口座の名義変更」(前の住人から自分に変更)であれば一両日の家に完了させることが出来ます。が、一度サービスが解約されてしまい「新規口座開設」となると最低1週間掛かる場合があります。峰田さんの場合がコレでした…ガスが解約されてしまっており、次に会社の人が来て、新規口座開設できるのが数日先とのこと。焦ったご主人からお電話を頂いて、「赤ちゃんがいる家庭なので…」との泣き落とし作戦を企ててみましたが、全く効果がありませんでした。

【私からのコメント】

峰田さんには本当に大変な思いをしてもらいましたが、これを読んだあなたは同じことを繰り返さない様にして下さいね(笑)引っ越し屋さんに荷物の搬入日を連絡したその日に、水道高熱費の名義変更もやってしまいましょう。たとえ荷物が先に入って自分の入居は数日後だったとしても、人が住んでない間の光熱費はたかが知れたもの。それより入居時に電気が付いて、お風呂に入れる方が大切ですよね!入居前にして置きたいことは、その他にもコチラに書いておきましたのでご参考にして下さい。

【峰田さんの奥様からのコメント】

どうして宮本亜希子に仲介を頼もうと思いましたか?

実際にどんなところが気に入りましたか?

リース物件ではなく、売物件にリース転換で入居をきめたのはどうしてですか?

HGTVが大好きな我が家。子供まで”Wish List”だと言って渡してくる始末で、どうなることかと思いました。宮本さんのお力で良い物件に出会えました。