【売物件リース転換仲介】福地さんの場合…

福地さん(44)から仲介のお問い合わせを頂いたのは2012年4月10日。

ダブリンのコフマン高校の学区に3ベッド2台ガレージ以上のお住まいをお探しとのこと。リース物件から抽出すると予算内で1軒だけありました。

他州にいる大家さんとメールのやりとりをして、まだテナントさんがいるその物件に4月末に下見。立地がものすごくよかったこと、この20日の間に他の物件が出て来なかったこと、この後、この学区でリース物件が出て来る保証もなかったので、契約の話を進めることになりました。

ここまでの結構とんとん拍子が、一変。大家さんとやりとりする中で「もう一人借りたい人がいるので先に保証金の振込をした方に貸したいと思う。」のコメントに、イエローフラッグ。それでもこの物件をどうしても借りたいということだったので、5月中旬まで2週間以上ねばり、契約書のやりとりを続けました。が結局、いくつかの項目で折り合いがつかず、断念となりました。(オハイオ州では一般的に最初の1年間は解約が利かない賃貸契約が中心で、60日の通知で日本に転勤になった時にはいつでも解約が利く。という項目でアウトになることがとっても多いです。)

さて、仕切り直し。仕切り直しと言っても、希望の学区にこの時期予算内の家賃と希望の間取りの物件は…
「ゼロ」(汗)

ここで福地さんに売物件をリース転換する方法をご提案。予算内の家賃に落ち着きそうな物件が3軒出て来ました。一番の候補だったコンドミニアム。下見して入居を決め、大家さん候補の投資家にオファーを出してもらった時には、既に(他の買手との)契約が決まった後でした。「がくっ…」

気を取り直し、次に下見した一軒家はこのコンドより更にいい物件。4ベッド/2.5バス/2台ガレージに希望のコフマン学区。すぐにオファーを入れ無事に契約に入ったのが6月初旬。大家さんになるトムさんご夫妻にも物件の下見で対面済み。無事に物件がクロージングするまでに、リース契約も事前に法務の方と進め、入居したのは7月26日。

写真左下は福地さんが入居した際に置いてあった大家さんからのWelcomeギフト。右下写真は、大家さん、仲介者の私宮本亜希子に、テナントさんの福地さんです。

【私からのコメント】

売物件のリース転換仲介の場合は、私のクライアントさんの投資家の方に売物件を買い上げて頂きます。事前に、60日通知での日本転勤の際の解約のことなどは了承を得ていますので、希望の物件が決まってから賃貸契約で駄目になることがないのが利点の1つです。

【福地さんからのコメント】

どうして宮本亜希子に仲介を依頼しようと思いましたか?

実際に仲介を頼んでみてどこが気に入りましたか?

リース物件でなく、どうして売物件のリース転換を希望されましたか?