石川さんの場合…

こんにちは”日本語で話せるコロンバスの不動産屋”
コードウェルバンカーの宮本亜希子です。

「赴任して最初の週末に日系の不動産屋さんの家の見学に行きました。何も分からず家を見ていたので、すぐに決めなくてもいいと思っていたら見学した家がほぼ即決でなくなってしまいました。そちらの不動産屋さんの手持ちの物件がなくなったようなので、連絡をしました。」

赴任されて2週目の石川さん(36)からご連絡を頂いたのは、2012年3月6日。ダブリン/パウエル付近、3ベッド/2バス/2ガレージの一軒家をお探しでした。
早速、抽出した5物件のうちパウエル2物件、ヒリアード2物件の下見をご希望。下見希望の連絡になかなか大家さんから返事が来ません。結局、パウエル1軒はテナントが決まり、もう1軒はまだテナントがいるので下見は少し待って欲しいの連絡。ヒリアードは場所的に「参考程度に見たい」というご意向でしたので、仕切り直し。

その後抽出した物件も「これは!」と思われるものは出て来ると下見前に契約が決まってしまったり、一時は予算を$2000まで引き上げ、それより少し高めに出ている物件に価格交渉やら…何はともあれこの辺は非常に賃貸物件の出足の速い時期でした。

翌週、第一希望のダブリンに2500平方フィートの大きめのコンドミニアムが出て来ました。キッチン等の水回りも新しく、ベースメントもフィニッシュで石川さんもかなり気に入ったよう。このまま物件が出て来ないことも考えて申込書を提出。ここからリース契約にこぎ着けるまでに通常約1週間掛かります。もう少し粘りましょうと石川さんに車で希望地域を回ってもらったところ、ダブリンの割と新しい物件に『For Lease』の看板を見つけました。石川さん頑張りました!

2006年築の4ベッド/2バス/2ガレージは2000平米スクエアフィートあり、今まで見て来た物件からは、一つも二つも頭を出していました。その上、家賃は$1500。(注:住所がダブリン、学区はコロンバス)
私「これで深い浴槽があったら言うことないですよね?」
石川さん「まっ、そうですね。」

マスターバスに浴槽を新しく設置出来るスペースがあり、家賃が予算まで少し余裕があったので、大家さんの仲介者に掛合ってみました。$1700の当初の希望家賃でお風呂設置のOKの返事が来たのが4月2日。5月1日の入居日の前に工事を済ませるという約束で、いよいよリース契約書の内容のやり取りが始まりました。

立地(ダブリン)、物件の内容、家賃(予算内)+新しい深い浴槽のお風呂と3(4?)拍子揃ったので、どうせなら任期中ずっと暮らせるようにと5年契約を考えました。
お風呂の設置で$200増が5年間は取り過ぎなのではないか?と更に交渉(つっこみ?)を入れたところ、4、5年目は$1650に家賃を下げてもらえることに。リース契約書に石川さんがサインしたのが4月18日。(入居日が決まっていたので安心していましたが、契約書のやり取りに16日も掛かりました。)

保証金の支払いが確認されるとお風呂工事が始まり…4月27日に完了。
翌日、お家の鍵渡しと入居前コンディションチェックにお伺いしました。
「風呂に窓があるのはいいなーっ」と満足げな石川さん(笑

実はこの入居時チェックの際、ガレージオープナーのリモコンが見つからず….ないのはリモコンばかりではなく、そもそもガレージオープナー自体が設置されてないことが発覚。「他の地域ならともかく、この築年数の家にないとは考えられない!」と大家さん側の仲介者に抗議。大家さん曰く「自分は手動で開け閉めして来たから取り付けるつもりは一切ない。」私も下見の際に確認しなかった責があるので、大家さん側の仲介者と私とで折半で取り付けさせて頂きました。

【私からのコメント】

賃貸物件の中には、いっさい宣伝を打たずに家の前の看板だけでテナントを探しているものもあります。希望の地域を車で回るのはとても有効な手段です。

【石川さんからのコメント】

“日本語で話せるコロンバスの不動産屋”宮本亜希子の仲介を受けてどこが気に入りましたか?

新居に引っ越して今どんな気分ですか?